グルーブチューブ(GT)は、真空管一本一本を厳しく選別し、品質と信頼性の高い真空管を提供し続けます。GTが世界中から仕入れたチューブのうち、プレミアム品としてオレンジのGTマークが付けられるのは、実にその半分以下となっています。
プリ管はご購入日より180日間、パワー管は90日間、過度なノイズや焼き付きから完全保証いたします(その場合新品と交換いたします)。
パワー管は同じ種類でも、真空管によって歪み具合が違うんです。
GTは約25年前に、独自の測定方法を開発し、真空管一本一本に1から10の「パフォーマンスレート」と呼ばれる番号を付けています。
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1,2,3 (low) | 4,5,6,7 (medium) | 8,9,10 (high) |
歪み | 歪みやすい | 中間 | クリーンが得意 |
パワー | 少し控えめ | 中間 | パワフル、パンチがある |
※商品によりパフォーマンスレートをお選びいただけない場合がございます。
番号が低いほど、サウンドは歪系になり、クランチやオーバードライブが得意になります。そして番号が高いほど、サウンドはクリーンになりパワーが出ます。左の写真は番号が5番となっております。
お気に入りの真空管と番号が見つかれば、次回真空管を交換する時に同じ物を選べば、同じトーンとパワーがリピートできます。
パワー管の交換には、真空管によって適正バイアスが異なるため、バイアス調整が必要です。ただしGTの場合、真空管の種類とパフォーマンスレートを決めて、一度バイアス調整してしまえば、再びバイアス調整する必要はありません。例えば、GT-E34LSの5番に調整すれば、将来再び真空管を入れ替えるときにGT-E34LSの5番を選べば、再度バイアス調整する必要はございません。
GTの場合、パフォーマンスレートを使えば、オーバードライブ感を調整することができます。例えばE34LSの5番を現在使用しているとします。そして「もっと歪ませたい」と思えば低い番号(4番以下)を、逆にもっとクリーンなサウンドにしたければ高い番号(6番以上)を使用しましょう。(なお番号が変わるため、必ずバイアス調整を行ってください)
真空管の寿命は、歪ませ方や使用頻度によります。以下の症状が出た場合交換を考えましょう。
なお、GTのオレンジマークが真っ黒に変色していることも交換の目安となります。