グルーブチューブ真空管(GT管)の魅力

EL34M

1. 安心感

グルーブチューブ(GT)は、真空管一本一本を厳しく選別し、品質と信頼性の高い真空管を提供し続けます。GTが世界中から仕入れたチューブのうち、プレミアム品としてオレンジのGTマークが付けられるのは、実にその半分以下となっています。
プリ管はご購入日より180日間、パワー管は90日間、過度なノイズや焼き付きから完全保証いたします(その場合新品と交換いたします)。

2. お気に入りの真空管サウンドがリピートできる

パワー管は同じ種類でも、真空管によって歪み具合が違うんです。
GTは約25年前に、独自の測定方法を開発し、真空管一本一本に1から10の「パフォーマンスレート」と呼ばれる番号を付けています。

1,2,3 (low) 4,5,6,7 (medium) 8,9,10 (high)
歪み 歪みやすい 中間 クリーンが得意
パワー 少し控えめ 中間 パワフル、パンチがある

※商品によりパフォーマンスレートをお選びいただけない場合がございます。

番号が低いほど、サウンドは歪系になり、クランチやオーバードライブが得意になります。そして番号が高いほど、サウンドはクリーンになりパワーが出ます。左の写真は番号が5番となっております。
お気に入りの真空管と番号が見つかれば、次回真空管を交換する時に同じ物を選べば、同じトーンとパワーがリピートできます。

3. バイアス調整は一度だけ

パワー管の交換には、真空管によって適正バイアスが異なるため、バイアス調整が必要です。ただしGTの場合、真空管の種類とパフォーマンスレートを決めて、一度バイアス調整してしまえば、再びバイアス調整する必要はありません。例えば、GT-E34LSの5番に調整すれば、将来再び真空管を入れ替えるときにGT-E34LSの5番を選べば、再度バイアス調整する必要はございません。

4. オーバードライブ感をカスタマイズ

GTの場合、パフォーマンスレートを使えば、オーバードライブ感を調整することができます。例えばE34LSの5番を現在使用しているとします。そして「もっと歪ませたい」と思えば低い番号(4番以下)を、逆にもっとクリーンなサウンドにしたければ高い番号(6番以上)を使用しましょう。(なお番号が変わるため、必ずバイアス調整を行ってください)

5.真空管の交換を検討するとき

真空管の寿命は、歪ませ方や使用頻度によります。以下の症状が出た場合交換を考えましょう。

なお、GTのオレンジマークが真っ黒に変色していることも交換の目安となります。