

S-シリーズとは世界中でリファレンス・モニターとして使用されているADAM “S”シリーズは、最も洗練された高品質の部品、素材によって作り上げられています。A.R.T.ツイーター、A.R.T.ミッドレンジユニット、そしてヘキサコーン(TM)ウーファーは、完全に調整されたキャビネット、最先端の電子部分と丁寧に組み合わされ、全ての周波数帯域において、息を呑むほどの精度とディテールの表現を達成しました。 “S”シリーズは、かつてないほどの高品質を保つ、信頼性の高いモニター・スピーカーだと言えます。広範囲にわたる製品ラインアップは、ニアフィールド(S1A、S2A、S2.5A、S3A)、ミッドフィールド(S3A、S4VA MK2、S4A)、そしてメイン・モニター(S5VA MK2、S5A MK2、S6A MK2、S7A MK2)までを取り揃え、どのような音響環境にも理想的なADAMシステムを組むことができます。 前面にはコントロールパネルと電源スイッチが設けられ(S2A、S2.5A、S3Aにて同一)、ゲインコントロール(10 dB)、ツイーターレベル(±4 dB)が設備されています。さらには、高域/低域用EQトリマー(±6 dB)が付いており、中域に影響を与えることなく周波数スペクトラム両側を調整することが可能です。 S6A MK2 及び S7A MK2についてS6A MK2とS7A MK2は大型コントロール・ルームやフィルム・スタジオ用に設計されており、ADAMモニター・スピーカーの他に類を見ないリアリズムを、更に高いサウンドプレッシャーレベルで再生可能にする、という全く新しく、魅力的なコンセプトを提供いたします。 可能な限りの忠実性に基づいた音楽再生を目標とするADAMの信念と一致するよう、低域再生の過度な強調は避けられています。そして、高音圧でのニュートラルなサウンド・キャラクターを得るために不可欠な、水平面での広い指向性と垂直面における若干狭めの指向性の達成によって、天井、フロア、ミキシングコンソールからの反射を減少させることに成功しました。反射が少ないということは、超越した音像とより優れた調和性を意味し、幅広い再生装置に対応したミックスの作成を容易にします。 フロントバッフルフロントバッフルの面積の拡大によって、7つの個別のドライバーの配置が可能となりました。そして、S6A MK2とS7A MK2の新しい試みにおける重要な側面の一つとして、D’Appolito Arrayと呼ばれるこの水平対称なドライバーの配置が挙げられます。これにより、ドライバーに適切なフィルターが施されていることを条件として、前述した指向特性の他にもう2つの効果的な結果が得られます。 第一の結果として、再生周波数帯ごとの指向性の急激な変化を防ぎます。これは、すべての帯域における調和的指向性へとつながります。周波数特性表で視覚化することはできませんが、実際試聴することによりはっきりと確認可能です。特に人間の声のような複雑な音源や、ラージオーケストラのような幅広い音色を持つ音源で確認可能です。 第二の結果としては、モニター・スピーカーのダイナミクス性能がすべての帯域を網羅してより平均的に分布することが挙げられます。これにより、最大音圧120 dBレベルでのレコーディングやミックスダウン・セッションでも、耳に不快感を与えることなくモニタリングを行うことを可能にします。 ユニットについて正確で歪感のない再生を実現するため、全てのドライバーは超硬質のアルミニウム・ハニカム・プレート(詳細については下記インパルスカップリングを参照)にマウントされています。低域を再生するヘキサコーン、スペシャルマウントされたA.R.T.ミッドレンジ/ツイーター、そして最新型の素晴らしいアンプのコンビネーションは、清澄かつ忠実で最も洗練された音へと導いてくれます。 IC - インパルスカップリングスピーカーの反応を素早くするため、ADAMはドライバーユニットとキャビネットの接合を格段に進化させるIC-インパルス・カップリング技術を取り入れています。 かの有名なニュートンによる「作用・反作用の法則」によっても示すことができるように、ドライブユニットの振動によって生み出された力はキャビネットに伝わります。この振動は剛性の低い木材の場合、ドライブユニットからの反動をしっかり受け止めることができないため、不要振動を誘発して再生音を濁らせる原因となってしまいます。これは、水の中に飛び込もうとするときに、硬い岩からジャンプするのと砂場からジャンプするのでは、どちらが不安定かということを考えるとわかりやすいかと思います。 インパルス・カップリングは、ドライブユニットを強固に受け止めます。S6A MK2、S7A MK2共に、全てのドライブユニットが25 mm厚のアルミニウム製ハニカム・プレートにマウントされています。著しく高い剛性を誇るこのハニカム・プレートは音響的にデッドの特性を持ち、構造的にとても安定した接合部として機能します。結果として、ディテールの再現における滲みや濁りの発生を排除した、ピュアでクリアな音の実現に大きく貢献しています。 |
ADAMとはADAM は“Advanced Dynamic Audio Monitors” の頭文字から引用されています。アダムはモニタースピーカーを専門にプロデュースすることを目標に発足し、今ではプロオーディオ界を席巻する勢いで拡大し続けています。独自のART ツィーターは、次世代オーディオに対応可能な広帯域かつ位相特性に優れ、可聴帯域を越える35KHz までをフラットな位相特性でカバーします。 S7A MK2とはS7A MK2はS6A MK2の上位機種にあたり、ADAMの誇る最もスペクタクルなモニター・スピーカーです。合計1500 Wrmsにも達する内蔵アンプが搭載されており、最大音圧128 dB/1mを可能とします。 ウーファー部のダイアフラムには他機種と比べさらに大きな面積が確保されており、20 Hzまでの低域をしっかりと再生します。2基の15インチウーファーはそれぞれ500 Wrms、他の周波数帯域は各250 Wrmsでドライブされています。 また、前面のコントロールパネルにより様々な音響環境に適応させることが可能です。 フロントパネルフロントパネルに設けられたコントロール・ノブは、メイン・モニターのコントロールを新たな段階へと導きます。インプット・ゲインの他に、4つのドライバーそれぞれのレベル・コントロール、周波数スペクトラム両側の各シェルビング・フィルター、そしてコントロール・ルーム内の定在波を抑えられる3つのパラメトリックEQが設備されています。 パラメトリックEQは、全体のエフェクトと元の信号を直接比べることができるよう、個別またはグループとしてバイパスさせることが可能です。切り替え可能なインプットを前面にも備えているため、ユニットを動かすことなく新たな信号をインプットすることも可能です。全てのLEDインジケーターにはディム機能が付いています。フィルム・スコア製作用の大型ミキシングスタジオでは、劇場の音質の再現が必要な場合もあるかもしれません。その場合は、Dolby(TM) X-Curveを適用することによりISO2969スタンダードを満たすことができます。 X-Curveはピンク・ノイズを使用した場合、2 kHz以上でオクターブごとに3 dB減衰させます。S7A MK2にはこのフィルターを作動するスイッチがインプットセレクターの下に備え付けてあり、外部機器による処理の必要がなくなりました。 内蔵アンプ現在に至るまで、これほどの複雑性を持つアンプ内蔵のハイエンド・モニターは開発されていません。その主な理由として、強力なパワーアンプによって放出される熱の問題が挙げられます。その中で、ADAMのPWM(Pulse Width Modulation)アンプは、熱の放出量を従来の5分の1に減少させることに成功しました。これは信頼性と耐久性の面において、大きな飛躍だと言えるでしょう。 この画期的な技術によりヒートシンクの温度は常に適音に保たれ、全ての熱は全面より放出されるため、S7AMK2の1500 Wrmsという強力なパワーアンプでも、スタジオの壁面に完璧に埋め込むことが可能になったのです。これらの最も強力なADAMフルアクティブ・モニターは、大型スタジオに正確性と操作性を提供し、大音量の再生においても繊細な差異表現を損なわずに音を届けることができます。これは、最も複雑で時間を要するチャレンジにも対応できるプロフェッショナル・モニタリング・ツールが入手可能だということを保証しています。 アンプセクションS7A MK2には前述した新世代のスイッチングアンプと電源部が搭載されています。非常に強力なアンプ(1500 Wrms)にもかかわらず、クールな動作を可能とします。そして、内蔵されているオーバーロード・プロテクション回路により、従来の製品では実現できなかった安定した温度での信頼できる動作を保証いたします。さらには、非常に低い出力インピーダンスとダンピングファクター4000以上を達成し、ドライブユニットの動きを厳密にコントロールすることができます。 アダムの真骨頂“ARTツイーター”
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